尾張旭 / フェンス・塀 / 新築
【お客様のご要望】
・庭の目隠しをしっかりしたい
・車メイン2台+ゲスト用1台
・土留めのコストカットはしたいけど見栄えも気にしたい
敷地が広いため、こだわりたい箇所と優先順位を明確にして打ち合わせを進めました。
道路と同じ高さの土地とは違い、
高低差がある土地の場合はバリアフリー化が難しいことから
建物計画・外構計画共に悩みどころですよね💭
土地の方が低い場合の外構工事では、
駐車スペースを道路と同じ高さで作る場合
道路の高さに合わせるための盛土・擁壁工事が必要な場合があったり、
敷地まで下りていくための階段やスロープの計画が必要になります。
排水設備にも注意したいところ⚠
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今回のM様邸のお宅は、
道路の高さと敷地の高低差が約1.5m。
階段の段数で換算すると、10段程度は欲しいな💭くらいの高低差でした。
このレベルの高低差があれば、
一般的には擁壁等で土留めをつくることが多いと思われます。
ですが、M様邸は敷地の広さに余裕があったので
見栄えの良さとコストカットを兼ねて法面の割栗石でご提案。
敷地内に水が溜まってしまうのを防ぐために、
割栗石の下には敷地の外にあるU字溝に繋がる側溝を設置しました。
玄関から出て一番に目に入る場所には
シンボルツリーとしてイロハモミジを入れました。
春には若葉と小さな花、夏には青葉、秋には紅葉、
紅葉が終わると葉を落とす落葉樹なので、四季折々の姿を楽しんでいただけます。
自然素材である一面の割栗石とイロハモミジで、
階段を上るときも降りるときもデザインを楽しめるようご提案。
割栗石は一般的に使われることが多いグレー色のものではなく,
茶色がかった色味をもった割栗石を採用しているので
広範囲で使用しても圧迫感をあたえず、家の雰囲気ともマッチしています。
敷地が広い分、全面にコンクリートを打ってしまうと高コストに(-_-;)
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そこで、駐車スペースのコンクリートはタイヤの乗る範囲のみの最小限の面積に抑え
アプローチ部分はデザイン性を失ってしまわないように
曲線的なデザインの洗い出し仕上げでご提案させていただきました。
敷地が駐車スペースより低くなっている分、建物側が暗くなりやすいので
フェンスは光を遮らないシンプルなデザインのものにしました。
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門柱にはLIXILのウォールスクリーンを採用。
デザイナーズパーツというアルミ形材のひとつで、
カラーバリエーションや組み合わせ方も様々な商品です。
今回は木調カラーの中でも建物外壁に合うグレイッシュオークをチョイスしました。
門柱には表札・ポスト・インターホンのみ取り付け、
夜間は足元のスポットライトで照らします。
足元には割栗石と植栽を入れて見栄え良く仕上げました。
お客様の一番の要望であったお庭の目隠し。
2mのフェンスでお隣からの視線をしっかりガード。
2mと高さはありますが、窓から距離があるため圧迫感を与えません。
風通しや採光も考慮して、LIXILのフェンスAB YS3型を採用しました◎
お隣からの視線が気にならないので、
暖かい日差しを浴びながら、お庭で遊ぶお子様と楽しい時間を過ごせそうですね✨
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東側の広いお庭は、将来的に人工芝を敷けるようにしました。
お子様の遊具であったり、ガーデンファニチャーを置いてみても
十分な広さがあるので窮屈に感じることはありません◎
そして、植栽は和室の地窓からも緑を楽しめるように配置。
地窓なので高木だけでは室内からも緑を楽しむには植栽不足?
2本のソヨゴの足元に低木を植えて室内からも緑を楽しめるようにしました。
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