2025.04.07
こんにちは!
今回は、外構工事に欠かせない「コテ」の種類についてご紹介します。
少しマニアックな内容かもしれませんが、こうした道具を知っていただくことで、
外構の奥深さや職人のこだわりを感じてもらえたら嬉しいです!
実はコテって、用途によって形や大きさがさまざまで、
職人は現場に応じて何種類も使い分けているんです!!
まずは「レンガコテ」。
これは、バケツに入ったモルタル(砂・セメント・水を混ぜたもの)をすくい取ったり、レンガにモルタルをのせるときに使います。先端が丸みを帯びたハート形のような形状でモルタルをすくいやすく、広げやすいです。
次に「ブロックコテ」。
こちらは、ブロックを積む作業で活躍します。コテ板やバケツからモルタルをすくい取り、ブロックの横目地や立て目地にのせていくのに適しています。先端が鋭く尖った大きな三角形で、広い面にモルタルをすばやく塗るのに適した効率重視の鏝です。
「目地コテ」は、レンガやブロックの目地(すき間)を押さえて仕上げるためのコテです。
細部の美しさと建物の寿命を支える、仕上げ作業の主役です。
太さがミリ単位で分かれており、職人は作業内容に応じて何種類かを持ち歩いています。
古くなった目地コテを切断して、自作の短いタイプを作り、狭い部分の仕上げに使うこともあります。
駐車場や通路など、コンクリート土間を仕上げるときには、以下のように3種類のコテを使い分けます。
プラスチックコテ(プラコテ)
コンクリートをならす最初の段階で使用。石を沈めながら表面を整え、セメント分を浮かせていきます。
金コテ
表面を滑らかに仕上げるために使います。ツルッとした仕上がりにするために欠かせません。
道路面コテ
コンクリートの角を丸めるのに使用します。これにより、角からのヒビ割れを防ぐ効果があります。
最後に「汎用コテ」。
土間の細かい部分やブロックの上端の仕上げなど、さまざまな作業に使える万能タイプです。
どの現場でも1本は持っておきたいコテです。今回ご紹介したのは、あくまで一部の代表的なコテです。
この他にも、タイル施工用やテラスの仕上げ用など、用途に応じたコテがたくさんあります。
それらはまた、次の機会にご紹介しますね!
当社では、こうした道具の特徴を活かしながら、
見た目の美しさと耐久性にこだわった外構工事を行っています。
ぜひお気軽にご相談ください!
以上、現場監督の三浦でした!
最後までお読み頂きありがとうございます。
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