2024.06.24
各家庭のお庭だったり、車庫には特別な場合を除いて必ずある水道メーター。
普段視界に入っていても、特に気にかけることなく過ごしていますが、
いざ外構工事を進めていくと邪魔になることが多々あります。
でも、厄介なことに簡単には動きません。
知って見える方もいるかと思いますが、
本管から枝分かれした給水管から蛇口までは個人の物ですが(※メーターを除く)、
道路からメーターまでの工事は各自治体に指定された工事店しかできません。
しかも、道路側に短く寄せたい場合、
止水栓がなく道路を掘削し元を止められなければ水が出っぱなしになってしまいます。
今回の現場もコンクリートのアール部分にかかってしまい、
このままでは非常に調子が悪いことになってしまいました。
※青ラインがコンクリートライン
でも運よく、この現場は以前の建物の時のメーターで、
新築にしたことでメーターも新しくする計画でした。
その取り換えの現場に立ち会うことが出来たので、
皆さんにもご紹介したいと思います。
指定工事店の設備屋さんの登場です。
今回の現場は日進市でしたが、
今はメーターボックスが道路から1メートル以内にする決まりがあるそうです。
現状は1.5メートルぐらいです。
なので、0.5メートル以上道路に寄せる必要があります。
かといって、道路を掘って元を止めることは、
時間もコストもかかってしまいます。
そこで登場するのが、油圧の圧着機。
これで、徐々に水道管をつぶして水を止めます。
塩ピ菅で冬だと本当に慎重に時間をかけてつぶしていかないと、
割れてしまうそうです。
しっかり止まっています。
これで後は高さや通りを合わせて、
新築から新しく配管し、出ていた管につないで完了です。
プロの仕事ですね。
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