2022.07.26
駐車場や道路に使用される「白線」について
引き方や手順、材料などを色々調べてみたところ
かなり奥が深く、面白かったのでご紹介します。
まずはチョークで舗装に印をつけていきます。
どこを基準にこれからラインを引いていくのかを決める重要な作業です💡
次に、舗装と白線との間にローラーを使って接着剤を塗る作業をしていきます。
※この接着剤がないと車が上に乗った時、白線がずれやすくなってしまいます。
この二つの工程の後は、いよいよ白線を引いていく作業になります。
引き方はいくつかありますが、今回は早くてきれいに引ける方法をご紹介します。
『焼き付け式白線引き機』と呼ばれる機械を使った方法なのですが、
まず白線の素となる白線粉を180°以上の熱で溶かして撹拌しながら流していきます。
綺麗にまっすぐ引くには、なかなか集中力をつかいそうです⚡
また、白線を引きと同時にガラスの粉を上からふりかけなければなりません。
夜間白線が光って見えるのは、車などのライトがこのガラスに反射しているからです。
乾く前の白線に撒かなければうまく定着しないので、
引くと同時に撒く必要があります。
他にも、番号のつけ方についても触れておきます。
要領は白線とほぼ変わらないですが、数字に切れ目があります。
気になったことありませんか?
番号を造るには専用の金型を使うのですが、この金型に理由があります。
例えば、「0」や「8」がイメージしやすいと思います。二重丸の形を作ろうと思うと、
どうしても中の丸の金型にはつなぎ目が必要になります。
「2」や「5」にも切れ目ができます。180°以上の液体をかけるので、
カーブの多い型だと、変形してうまく液を流し込めなくなってしまうからです。
つまり「1」以外の番号には全て切れ目がついてしまいます。
気になった方はぜひ駐車場の番号に注目してみてください👀
南
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