2021.05.26
お施主様からよくある問い合わせの一つに
「植えてもらった樹の葉っぱが落ちていて、枯れていないか心配」
ということがあります。
もちろん、樹種や季節によっても様々なことが想定されますが、
自ら葉を落とすことで、植えられた環境に適応しようとする
防衛本能が働いている可能性があります。
これは落葉樹、常緑樹に関係なく起こることです。
弊社ショールームでも以前、ヒメシャリンバイの鉢が割れてしまい、
根詰まりもしていたので、根を切って他の鉢に植え替えたところ
葉がどんどん枯れ落ち、
「根を切りすぎて枯れちゃったかなあ」
と反省しながら観察していたところ、
ぴたっと枯れるのが止まり、春には新芽も出てきました。
だいぶ小さくなってしまいましたが、
植え替えた鉢のサイズに、自分のサイズを合わせたんだと思います。
こういった防衛本能が働いている時はできれば手伝ってあげて下さい。
例えば弊社ショールームのオリーブの木ですが
ところどころ葉っぱが黄色くなっているのが分かりますか?
これは水不足のサインで、光合成する際に必要な水が不足していると判断すると
自ら葉っぱを落として、いわゆる省エネモードにします。
今朝見ただけでもこれだけあったので、
ちょっと水不足かもしれません💦
昼間は夏のような暑さですからね💦
人間と同じように、植物も
暑くなってくるとたくさんの水が必要になります。
これからの季節、朝・夕の涼しい時間帯に、水をたっぷりあげて下さいね。
もちろん、防衛本能ではなく、虫や地質が原因で枯れている場合もあります。
観察をまめにしてあげることで早めの対応がとれて、
枯れるのを防ぐことができるかもしれません。
しばちゃん
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